注文住宅を建てる土地を検討する場合に重要になる1点目は全面道路との高低差です。一般的に道路と宅地の高低差がある場合にはコンクリートブロック等で土留めをする必要があります。そうする理由は①宅地に土留めをしないと法面で仕上げる必要がある為に注文住宅を建てる有効面積が狭くなる。②その宅地が道路より高さが高い場合には土留めをしないと土砂が隣地に流れ出してしまうトラブルの原因になる。という事があげられます。注文住宅用地の購入で土地を検討する場合にはその高低差の度合いを見極める必要があります。高低差が1m以内の場合には通常のコンクリートブロックでの土留めが可能ですが、1mを超える高低差の場合にはコンクリートの擁壁という、より丈夫な土留めでの施工が必要となります。コンクリートブロックとコンクリート擁壁ではコストが大きく異なります。豊橋市内においても高低差のある土地は数多く存在します。注文住宅用地を検討する際には土地の価格以外にこのような土留めの工事費についても事前に確認しておく必要があります。